東京都狛江市で0円起業し、特機事業に取り組んでまいりました。

その間、女性グリップチーム・ロケットガールズの育成、最新機材の一早い導入、人を使い捨てにしない福利厚生の充実など、業界の常識を覆してきましたが、それらの挑戦は全て「特機の地位向上」のためと言っても過言ではありません。

国内における特機の知名度は欧米に比べると低く、また、撮影パートのアシスタント的な立ち位置だと思われがちなのですが、そうではなく、特機という独立したパートであり素晴らしい仕事であるということを、一人でも多くの方に理解して頂きたいのです。

そして来る2020年東京オリンピック。国際中継の舞台は、特殊機材撮影のオンパレードで、まさに腕の見せどころ、今からワクワクしています!何より、特機を一生の仕事とし、明日の特機業界を担う若者を育てたい、その思いはこれからも変わりません。強い意志とチャレンジ精神を持った若者が、ロケットの門を叩いてくださることを期待しています。